次郎長屋かわら版266号 2021年5月号

次郎長屋かわら版266号 2021年5月号

次郎長屋かわら版266号 2021年5月号です。

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今月は、今の函館の昆布の様子を書かせて頂きました。

もう函館では天然の真昆布がほとんど採れていません。

しかし、もう数十年前からずっと漁師さん達は

水産試験場のみなさんと一緒に養殖事業をされています。

おそらく、函館が北海道で、いや世界で一番昆布の養殖事業に

成功されてしっかりと実績を残しているんだと思います。

何気に素晴らしい事なんですよね。

その養殖の仕方ですが、養殖(促成)の昆布というのは収穫までに一年かかりません。

普通天然の昆布というのは2年かかりますので多年草の分類となります。

※わかめは一年草です。ちなみに一年草といういのは、一年経ったら枯れてしまう植物です。

厳密にいえば昆布にも促成(約一年育成)と養殖(約2年育成)の2種類がありますが

促成昆布の方が多いですね。

10月に海面に張ったロープの中に胞子(昆布の種)を入れます。

それを数ヶ月かけて育てるんですが、その間、間引きもしますし、

日光の当てるため(光合成促進の為)場所を細かく変えたり、長さを整えたりと

それは、ほとんど野菜と同じ手間暇なのですね。

農家さんによって野菜の質が変わるのと昆布も全く同じです。

お世話になっている岡山さんの技術は素晴らしいものがあり、

人がかけない手間暇をかけてこそなんぼ!と常々仰っています。

天然の昆布と遜色ないような昆布を作り上げてくるのです!

そんな昆布を売ることが出来てボクはマジで幸せだなぁ、、と思うわけです。

さて、今月のオススメ商品は

新物になった三陸わかめです。

今年は志津川産のたっぷりと肉厚のワカメです。

200gが756円→702円

100gが432円→405円

となっています。旬の香りを是非お楽しみ下さい。

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