読書ノート

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あさのさつこ著:「木練柿」読了

弥勒シリーズ第三弾、「木練柿」読了です。 いやぁ、連作物の書き方が上手だなぁ、、と。 ネタバレですが、 今回は主人清之助と亡くなった妻おりんとのなれそめが軸のストーリーです。 前半は「あれ、短編?」と思ってしまいますが、それも作...
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藤沢周平「橋ものがたり」読了

藤沢周平「橋ものがたり」読了です。 ここ最近ハマっているあさのあつこさんが 「藤沢周平さんの「橋ものがたり」を読んで自分も歴史小説を書こうと思った」 と書いてあったので早速読んでみました。 藤沢周平さんらしく文体からずっと霧雨が...
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あさのあつこ著:「もう一枝あれかし」読了

あさのあつこ著:「もう一枝あれかし」読了 もうハマってしまいましたw あさのあつこさんの歴史小説。 今回の短編は著者自身 「藤沢周平さんの”橋ものがたり”を読んで、ああ私も歴史書けるかも」 ときっかけをもらって書き始めた短編を...
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あさのあつこ著:「夜叉桜」読了

あさのあつこ著:「夜叉桜」読了です。 弥勒シリーズ第二弾。 ブログに書いた通り一巻目がとてもおもしろかったので速攻で 2冊目読んじゃいました。 一巻目ではめちゃくちゃクールだった清之助がやっぱり生身の人間なんだよな〜 ってセリ...
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あさのあつこ著:「弥勒の月」読了

あさのあつこ著:「弥勒の月」読了です。 あさのあつこさんの時代小説としてびっくりして読みました。 去年本屋さんに行ってたまたま見かけた本だったです。 装丁の簪のイラストがとても印象的で「あさのあつこさんが時代小説なんて書くんだ、、...
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諸田玲子著:しのぶ恋 

諸田玲子著:しのぶ恋 読了です。 恋物語の短編集です。 しかし、さすが諸田さん! ただのなまめかしい恋ではなく、サスペンスっていうか おどろおどろしい物語もあります。
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青柳碧人著:むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

「むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。」読了です。 SNSでずっと更新してなかった方がいきなり記事を書かれていました。 平たく言えば「SNS疲れ」なんでしょうけども、言葉を紡ぐのが苦しいと・・・ そんな時に救われ...
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髙田郁著:澪つくし料理帳「心星ひとつ」読了

髙田郁著:澪つくし料理帳「心星ひとつ」読了です。 シリーズ第六弾です。 私ココまで読んで分かりました。 ネタバレですが、今回が意中の人から求婚されたにも関わらず 最終的に断ってしまいます。私は男性ですので、(と書いていてジェンダ...
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髙田郁著:澪つくし料理帳「小夜しぐれ」

髙田郁著:澪つくし料理帳「小夜しぐれ」読了です。 シリーズ第五弾です。 物語の中でよく出てくるのが 「江戸と上方の材料の違い」です。 今回も「生麩」が出てきました。あと 「身欠きにしん」も。 江戸時代は今のような流通が無かっ...
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髙田郁著:澪つくし料理帳「今朝の春」

髙田郁著:澪つくし料理帳「今朝の春」読了です。 満を持して、、真昆布登場です! それも白板昆布として!!!凄いなぁ。 鰆の昆布〆の昆布として使われています。 もともと主人公の澪は大阪の人なので、真昆布を使うのですが、、、 真昆...
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髙田郁著:澪つくし料理帳「想い雲」

髙田郁著:澪つくし料理帳「想い雲」読了です。 シリーズ3巻目。 下がり眉が絶好調です。 とうとう、幼馴染と再開(チラッとだけど・・・) 吉原の料理人、又次さんがとてもイイ! それにしても、江戸と上方では本当に料理方法も食材も違...
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高田郁著:花散らしの雨【みをつくし料理帖シリーズ】

高田郁著:花散らしの雨【みをつくし料理帖シリーズ】 読了です。文中に出てきた「忍び瓜」を自分で作ってみたけど・・・ ちと失敗💦。胡麻油が多かったかなぁ、、。 くどくなってしまいました。でも とびきり新鮮な胡瓜の場合は何も湯がくことは...
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高田郁著:みをつくし料理帳「八朔の雪」

高田郁著:みをつくし料理帳「八朔の雪」読了です。 もう10年以上前に一度読んだのですが、しっくりこなくて そのまま途中で止めて積ん読になっていたのを記憶しています。 そしたら、長年のネット仲間の大先輩 (とっても小説好きで、時代小説...
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浅田次郎著:夕映え天使

浅田次郎著:夕映え天使 読了です。 うーん、僕は自営業してるからかなぁ、、、 あんまり響かなかったし、泣けなかった、、。
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宮部みゆき著:きたきた捕物帖 二 子宝船

宮部みゆき著:きたきた捕物帖 二 子宝船 読了です。 シリーズ二作目。今回も楽しめました(^^) 二人の「きた」とその周りの人達が大活躍! 喜多次がどうやら忍びの者という事はだいぶ明らかになってきたけど なんとなく、北一も異能を...
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高田 郁著:駅の名は夜明 読了

高田 郁著「駅の名は夜明」読了しました。 言わずとしれたこちらの続編です。 短編集です。第一編読んだ時、「なんか二番煎じっぽいなぁ、、」 と思って読み進めなかったのですが、どうしてどうして!!?? 浅はかな自分の読力を恥じました...
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宮部みゆき著:きたきた捕物帖 読了

宮部みゆき著:きたきた捕物帖 読了です。 いやぁ、「コレは実に面白い」(湯川博士調) 「私がずっと書きたかった捕物帖です」というのも頷けます。 年若い「北さん」を主人公にして、この挿絵は「時流に乗ってる」といえば それまでですが...
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宮本紀子著:始末屋

宮本紀子著:始末屋 読了です。 いやぁ、久々の大ヒットでした。短編のオムニバスで 気に入った作家さんだったので、数冊買ってあったのですが 北海道からの帰りの飛行機から一気読みでした(^^)。 始末屋は、要は借金取り立て屋のヤクザ...
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「高田郁:ふるさと銀河線」読了

高田郁さんがこんな短編書いてたなんて知りませんでした。 全て「鉄道」が物語の中に出てきます。 これを北海道で読了するのにも意味があるんだと思わずにはいられません。 ちなみに、ふるさと銀河線は実在した旧国鉄の池北線です。 ホロリと...
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宮部みゆき著:桜ほうさら 下

宮部みゆき著:桜ほうさら 下 読了です。 上を読んでからちょっと時間が経ってしまいました💦 最後は怒涛の勢いでした。 ずっと漣のような物語の流れが急激に嵐となってゆきます。 特に「家族の闇」は凄まじかった。