とても嬉しい事がありましたのでご報告させて頂きます(^^)
A short Trip From Shimizu Port
Stroll through a charming coverd arcade where locals greet you with a smile
いやぁ〜、素晴らしい冊子が出来ました。
話せば長くなりますが、、、
コレ↓↓が発端となり静岡市が作成してくれました。
部署は観光政策課さんです。もちろん外国船向けの冊子ですので
いはゆる「外国船入港に対する施策の一つ」という範疇になるのですが
内容が素晴らしい!!!!!!
ピックアップされているお店は4月に私が選定したお店を全て丁寧に取材させて頂き
文字通り
「locals greet you with a smile」
が主題となってるパンフレットです。
「何を売ってる」とか「金額」とかそういう具体的な事ではなく
誤解を恐れず言えば決してAIでは導き出してはくれない内容です。
もちろん、ウェブで検索してもこのようなテキストと商店主の写真は出てこないでしょう(^^)
本当に素晴らしい!!
この後ろ姿の御夫婦は呉服屋「丸京」さんです。普通だったらありえないでしょ??
後ろ姿なんて・・・・でも、作ってくれたデザイナーさんが選んだのかこの写真なんです。
私もコレだと思います。で、栗田屋さんもこの上品な笑顔の写真。プロのジャズ・ピアニスト
を少しだけ醸し出していますよね!
そして、次郎長屋と蒲原屋さん。同じ食料品店ですが、違いをはっきりと出してもらって
これなら外国の方も分かりやすいですよね(^^)
そして、刃物の菊幸さん、お茶の中澤園さん、矢入魚店さん。
この3人の方がパンフに入ってる事がとても私は嬉しいのです。
4月のツアーでも、菊幸さん、矢入さんは必須のお店でした。
特に矢入さんは私が御夫婦に頼み込んでツアーのコースに入ってもらいました。
その結果はもう素晴らしいもので、皆さん「鯵刺」をメッチャ食べていました。
(日本人も・・・・・w)
矢入さんはもう80歳を過ぎています。毎日朝早くから市場に行って仕入れて捌く。
それを、もう60年近く続けているんですよね。凄いなぁ〜。
ツアー終了後も「外人さんがあんなに喜ぶとは思わなかったなぁ〜ビックリしたよ!」
と仰っていました。
案内もとても見やすいです。
本当に素晴らしい冊子です。日の出埠頭の案内所で配布されていると聞きました(^^)
おそらく、すぐに増刷されると思いますヨ!!w
ちゃんと説明しておきますが、普通外国人向けの商店街のパンフだったら
全てのお店があり、お店の正面写真、商品写真、などが普通でしょう。また、
フォーマットがあってそこにはめこんでいくだけというような
ものがほとんどです。
しかし、この冊子は発端が4月の商店主によるツアーであり、責任がある一人の人間の
フィルターを通した実証実験が行政の皆さんにも響き、
「私もこんなお店知らなかった」
「お店に入ればこんな個性的な店主が居てみんなしっかり説明出来て外人さんも大喜び」
という体験を目の辺りにして
「清水駅前銀座のウリはコレじゃないですか?」と思っていただいて作成されたと思います。
また旅行代理店の方も
「ツアーパッケージを作るよりもまずは、この個性的な商店街に来てもらう」事がとても大事。
と仰っていました。
まさに、そんな思いを具現化したパンフだと私は思います。
若女将が4月まで商店街の役員をさせてもらっていましたが、
「富士コス、七夕、各イベントもとても大事です。でもそれは
10日/365日
なんです。残りの
355日/365日
をどうやって商売してゆくか??
これがやはりとても重要なんではないでしょうか?」
と商店街の回覧板に書いていました。
この冊子が355日に役立つ事を願います。
静岡市役所さん本当にありがとうございました。
半年の間にこのような冊子が出来るという「目に見える結果」が
出来て、商店街の人達が喜んでくれたのは僕は本当に嬉しいです。