二日目：羅臼相泊〜標津・野付

みなさん、こんにちは！二日目のリポートは今、三日目の朝出発前に書いています。
自民党さん、歴史的大敗ですね、、、。でも何か違和感を感じます。旧清水市の
自民党候補はそれは町の人に尽くしてくれました。その方は落選、、、。民主党候補が
当選だった訳です。がしかし、旧清水市で先日行われた市議会選挙で落選した候補者が
民主党比例で当選って？どういう事よ？って感じがします。多分みんな思っていると
思います。
まぁ、選挙の話はこれくらいにして、二日目、朝２時に起きて相泊まで車で行き
そこからカラフトマスを釣る人たちと一緒に船にのって知床半島の途中まで行きます！
そうそう、途中で車を降りて「夏のオリオン」を撮りました。夏にオリオン座が
見えるとドキドキします。

送信者 2009北海道写真

さて、船は、今回満員の釣り客と一人だけカメラの入ったリュックサックを
背負った若旦那を載せて相泊漁港を朝４時に出発！その後１１時半まで
私は写真を撮りまくりました。正直、２年前に行った時よりも天気が悪く
（２年前の天気のコンディションがどれだけ恵まれていたか解りました！）
物足りなかったですが、いつもは興味のない鳥と魚を撮れたのは今までに無い
体験でした。肝心要の、羅臼昆布漁は、すでに８月末という事もあり、
一艘も出ていませんでしたが、途中で、昆布の火入れをしていた漁師さんに
充分話を聞く事ができましたし、今後の色々な繋がりも出来た事が最大の
収穫でした。

送信者 2009北海道写真

こちらが、船から降ろされた浜です。雲が多かったので、朝日は出ませんでしたが
かえって、神秘的な写真が撮れたかな、、、、？！笑
自分でも広角レンズを使っての納得の写真でした。

送信者 2009北海道写真

送信者 2009北海道写真

これは、全部羅臼昆布です。もちろん天然です。多分一週間も前に採った昆布を
再度乾かしています。そうなんですっ！昆布って一度乾かしても何度も天日の力で
美味しくしてゆくんです。特に羅臼は「室」に入れての寝かしの技術が素晴らしく
他の産地ではやらない製造方法なんですね！どこでも、ムシロを持っていてそれに包んで保存して、また乾かすという作業を繰り返します。また夜露にわざと濡らして
旨味を増す技法なんかもあるんです。

そうこう言っているうちに、ちょっと太陽が顔を出しました。これ以降
ずっと曇りだったです。う〜〜ん残念

送信者 2009北海道写真

送信者 2009北海道写真

これは、マスの遡上です。とてもダイナミックです。またそのバシャバシャという音が凄い！近くにいた漁師さんに聞いたら『今はあんた達人間が多いから少ないけども
小川が真っ黒になるぞ！」と言っていました。
（※そういえば、何これ珍百景で取材するっていってたカメラマンはどうなったんだろう？宿で噂を聞きました）

そして、こちらは何と言う鳥なんでしょうか？？？？
ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。

送信者 2009北海道写真

羅臼の浜を歩いて感じますが、農林畜産の現場で働く人は本当に
大変だと思います。極論かもしれませんが、政府はしっかりと保護政策を
とっても良いと思います。私のような個人が保護するのは限界があります。
値段を高くかって上げたいけど、そうなると消費者であるうちのお客さんに
もちろん跳ね返る訳です。本末転倒な話ですが、そこのバランスを取るのが
うちのような小売業者だし、こうやって現地で買い付けたり見たり聞いたりすれば
その「バランスを取る権利」があると私は思います。

来年も、再来年もまた羅臼には来る事でしょう、、、、。
自分で歩いて、見て聞いた事を従業員のみんなに、お客さんにフィードバックしてゆきたいと思います。

今日は、これから、根室の産地問屋さんと一緒に根室全域をご一緒させて
頂いて、夜は、恒例の飲み会です！！！多分エンドレス、、、、笑

明日の予定は朝６時前の根室本線で釧路に出て特急で函館に入ります。
ブログの更新は特急電車の中でゆっくりしますね。

その間皆さんtwitterでお楽しみ下さい。