昆布を天日干しする意味

拾い昆布を干している漁師あんがいらっしゃったので撮らせてもらいました(^^)

昨日は天気が良かったので、去年仕入れた羅臼天然昆布一等を角切りにして作業場の屋上で
天日干しにしました。さて、昆布を天日干しにする理由ですが、まず、昆布漁というのは、普通の魚を採って
そのまま市場に持って行き、仲買が買ってお金もらって終わり!ではありません。昆布を採ってきてからの
方が時間がとてつもなくかかります。まず、乾場で乾かします。そして、その後成型、掃除と出荷するまで一ヶ月は
普通かかります。地元北海道では、昆布を乾燥させる時、天日干しの場合と電気乾燥の場合とあります。
もちろん、そりゃぁ、お天気ばかりではありませんから仕方ありません。でも、電気乾燥の場合は、小屋に昆布を
吊るして乾燥させるので、「乾燥」というより「蒸し上げる」という状態にもなりかねません。
太陽の力というのは偉大で、表面はカリっと仕上げてなおかつ、昆布の旨味を増大させるんです。椎茸、鰹節なんかも
すべて天日乾燥しますよねっ!

また太陽光は遠赤外線が強く食品にとって、じわじわと乾燥させることによって、熟成を促進させる効果があります。

ですから、次郎長屋でも、一度仕入れた昆布は出来るだけ天日乾燥して旨味を
増します。そしてまた寝かせてから商品となります。うちでは色々種類の羅臼昆布があります。
羅臼昆布の天然の耳、羅臼昆布の3等〜4等の商品、羅臼昆布一等と色々取り揃えております。
もちろん、店舗では味見も出来ますので、是非ご来店下さい。

次郎長屋では、天日干ししかしない漁師さんから仕入れた良質な昆布があります。

「何故天日干ししかしない漁師さん」と言い切れるか?!

それは・・・・

乾燥室を持ってないからです。乾場にビニールハウスすらありません。

天日干し出来なければ昆布漁にも出ないというとてもこだわりの漁師さんの商品はこれ!

https://www.jirochoya.com/SHOP/1027.html



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