2012年若旦那北海道へ行く!(^^)part15・二日目(苫小牧〜井寒台〜様似)

苫小牧では、朝一でランニングしてきました(^^)。
 

送信者 iphoneより

旅先でのランニング!気持ちよいですよね〜。
苫小牧は工業の町です。ホテルの窓から見えるのは王子製紙の大きな煙突!!
苫小牧の駅からは立派な引き込み線もあります。

 

 

海はすぐそこ!海岸は風も無く走りやすかったです。沖には何隻も大きな船が停泊していました。

送信者 iphoneより

苫小牧から浦河までは日高本線です。もう何度乗ったことでしょう、、、。

根室本線に次いで好きな路線です。 雨男の私にしては珍しくまだ雨が降っていません。

今朝も雲はでているものの晴れ! それにしても、全国のニュースでも行っていますが、

「北海道は暑い〜〜〜〜」

歩いているだけで函館も苫小牧も汗だくです。

静岡と比べても多少湿度が少ないくらいですね、、、。
 

送信者 2012北海道写真

日高は知る人ぞ知る「優駿」!サラブレッドの産地です。電車もホラ、この通り!

午前8時過ぎの発車の始発なんですが、お客さんで一杯!!ほとんどは、60前後男性か
熟年世代のご夫婦。20代〜私の世代は5人位でしょうか。
やっぱ、旅、鉄道ってブームなんでしょうね。サライなどの雑誌でも北海道の鉄道の旅って
よく特集してますもん。お隣の席では門前仲町の設計士さんと大阪のおじいちゃんの会話が
ヒマワリのように咲かせていました。大変盛り上がってましたヨ(^^;;;

静内という駅で15分停車。もちろん単線な訳ですから、待ち合いする訳です。
 

送信者 2012北海道写真

ゴツいディーゼルは大好きですね。乗り馴れれば揺れも音も全く気になりません。
 

送信者 2012北海道写真

2両連結の電車ですので、こんな感じで無人の運転席に
光が差し込んでいる素敵な構図に出会えました。

 

送信者 2012北海道写真

北海道の単線はほぼ一人で2時間、3時間を運転します。

途中15分ほどの待ち合わせがありますが、運転手さんもよくやるなぁ〜と関心します。

JR北海道!素晴しい!他のJRさんはどうか知りませんが、北海道では電話で予約が取れます。

旅行する上でこれはとっても便利です。受け取りはもちろん窓口ですが、空席を何度も
照会して、北斗星の2等寝台を何回ゲットしたかわかりません。
(※前日になると、キャンセルが出てくるもんなんですよね)

それに比べ、JR東海は・・・・

昨夜、苫小牧に到着するときも、車掌さんが「遅いので起こしましょうか?」

と気遣ってくれる位 ツーリストにとって素晴しい会社なんですよね。
 

送信者 2012北海道写真

こちらの景色も大変気に入りました(^^) 広角な運転席から見えた太平洋です。

浦河までは約3時間。うとうとする時間もなくあっという間です。

漁師さんは井寒台という浜の人なんです。

浦河からは何でも屋さんみたいな所に無理にお願いして自転車を借りて移動!!

10分程で到着!

 

送信者 2012北海道写真

次郎長屋とお付き合いさせて頂いている漁師さんとはかれこれ6年位のお付き合いになるでしょうか、、、。

最初のきっかけは何と!?漁師さんの娘さんが「父の採っている昆布を売っているのは誰?」と
ネットで検索し、次郎長屋のページを見つけてくれたんですね。当時はまだこの漁師さんからは
買っていませんでしたが、同じ井寒台という産地(浜の名前)の昆布は販売していましたので、。

※昆布の場合問屋さんや、我々などは、総称では呼びません、例えば日高昆布!とか利尻昆布!とか、、、
 昆布の採れる浜の名前で呼びます。昆布は同じ地区でも採れる浜によって全く違うのです。

 

送信者 iphoneより

 

漁をお手伝いし、写真を撮らせて頂き今も、次郎長屋ではベストセラーになっている
井寒台昆布です。

 

送信者 2012北海道写真

私の場合は、採った日にち(7月下旬)や乾燥状況などを見極めて

漁師さんと相談し現物をみて出荷してもらっています。

う〜ん。上記の昆布は一等です!!色、艶、厚み、香りともに素晴しい。

見て解る通り保存状態も凄い!の一言です。

ここまで、奇麗に出荷するまで保存し、湿度から昆布を守る姿勢は脱帽です。

送信者 iphoneより

 

上記のものは、店頭で煮物、出しとして使われている「万能昆布」です。

日高昆布って、真昆布や羅臼昆布に比べたらどうしても、出汁の濃さや甘さには劣ります。

でもでも、この漁師さんは採った後、「電気乾燥」をしません。だって、乾燥施設を持ってないんだもん。

普通は、ビニールハウスのような小屋があり、そこで、天日ではなく、電気で乾燥させるんです。

ややもすると「生の昆布蒸している状態」に近いですね。

「このような状態で美味しい昆布が出来る訳がない。」

と漁師さんも言いますし、私もそう思います。

※しかし、産地によっては、天候の悪い所も多く、仕方なく電気乾燥を用いている所もいっぱいあります。
 井寒台のこの漁師さんや私の考えは現在の流通に乗っている商品とは真逆の考え方なのかもしれません、、、。

だから、漁師さんは天日でしか昆布を干しません。他の漁師さんが出漁しても天気が悪ければ漁に出ません。

私から見れば「プロフェッショナル」です。

 

送信者 iphoneより

 

若旦那満面の笑み(^^) 秋に行われる「北海道フェア」でも目玉商品の詰め放題昆布ですので、乞うご期待下さい!!!

 

 

 

 
 

さて、その後浦河から様似までは日高本線に再乗車です。

 

送信者 From Eye-Fi (by Eye-Fi)

はい、さっき撮った『昆布の写真」を確認しているんです。決して『鉄道』の写真ではございません、、、。(笑
 

 

数年前に昆布と日高本線を撮影した場所を通ります。

その時の記事は→→こちら←←

お陰様でまだ晴れて居ます。車中からの撮影でした。

 

送信者 2012北海道写真

下記の写真はちょうど、昆布干場から撮った一昨年の撮影地点ですね。

 

送信者 2012北海道写真

様似の駅は変わらずに僕を迎えてくれました。

 

送信者 iphoneより

日高本線の終着駅!

もう、ここからは線路はありません、、、、。

 

送信者 2012北海道写真

今日の宿泊は、その名も駅前にある

『様似町駅前民宿』

何故個々を見つけたかと言うと、ズバリ、

『様似・宿泊』で検索して動いているページがこの民宿の女将さんの書いているブログだったから。(^^)

二日前の予約なのに快諾を頂き泊まる事にしました。

 

送信者 iphoneより

こういうの嬉しいですよね!(^^)、若旦那はホテルのベットというのが実は苦手で、快眠出来たためしがありません。
畳の上の布団がやっぱ一番!ホッとしました。

送信者 iphoneより

夕食はもう満腹!!満腹!!マリネも美味しかったし、あっさりと冷しゃぶは嬉しかったです(^^)

送信者 iphoneより

ちなみに、こちらの宿は無線LAN完備しています。各部屋からはちょっと離れて無理でしたが、食堂ではしっかりと無線を掴みました。
女将さんもブログを書いているので、食堂でパソコンを持ち込んでオッケイでした(^^)
※もちろん、他のお客様との兼ね合いなどマナーはありますけど。

その女将さんのブログに私が登場しております。→→こちら←← 是非訪ねてみて下さい(^^)。

さて、明日は、様似から4時間かけてバスで帯広に移動し、その後4時間かけて電車で根室入りします。

帯広ではせっかくだから「豚丼」を食べましょうかね!  時間があったらJRの雑誌に載ってた「中華ちらし」なるものを
食したいところですが、時間的に無理のようですね。

それでは、また!

 

1 Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です