高校球児の親として一意見

先日、高野連が夏の選手権の中止を発表しました。

(この記事を書くにあたり自分なりに
数日間何度も読み返し悪い頭で推敲しました💦)

http://www.jhbf.or.jp/images/pdf/20200520-1.pdf

まず、皆さん勘違いされている方が沢山いらっしゃいますが
発表の中で、もちろん、「COVID-19」における感染リスクが

いの一番なんですが、その後の文章にはこう書いてあります。

約 3800 校の選手が参加する地方大会は

1か月半にわたり約 250 球場で開催され、、、、

そうです。皆さんが仰ってるのは

もしかして「甲子園の選手権大会」ですか?

テレビで放映される「夏の甲子園」ですか?

ここからは、

中高を野球部の無い男子校で学び、吹奏楽部という野球部とはほど遠い

部活で過ごした過去を持つ一人の高校球児の親としての

意見を述べさせて頂きます。(文責は当然西ヶ谷建志にございます)

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うちの息子は現在静岡市の公立高校の野球部に在籍しています。その息子の親としてまず

「夏の選手権」=「最後の大会」=「地方大会」なのです。

高校球児の親として一意見としてもっと書かせて頂くのならば

春の選抜大会は、21世枠とかありますが、去年の秋の大会結果に左右されます。

普通の高校野球児にとって「春」は「春の高校野球大会」(いはゆる春大)が開催されます。

ここでの活躍や結果が3年生にとってはとても重要で、夏の選手権まで少なくとも20近く組まれる

練習試合でのレギュラーに選ばれるかどうか、、もしくは、春の大会で少しでも伸びの出た選手を

監督が少しずつでも練習試合で使い、結果を出せるか否か選手も緊張する場面を何度も迎えている

状況がまさに「今」です。(今のはずなんです!!!!)

またチームとしても、新一年生が入り、新たな緊張感のもと春の大会での結果を

バネにもう一回チームを立て直して迎えるこの時期なのです。

上記に書かせて頂いた約2ヶ月ががっそり無くなっています。

そ・し・て

以下はこのような事(戦後初の大会中止)は本当に稀な事であることからどうしても
書きたかったので書かせて頂きます。

高校野球は文化だと言う方がいらっしゃいます。日本の風物詩だと言う方もいらっしゃいます。

私も小学生の時は野球のお兄さんたちが暑い中甲子園で野球をする姿をかっこいいと思いました。

原爆投下時、終戦記念日の正午には黙祷するんだということも知りました。

一方、海外の方はどうして高校生があんな炎天下の中怪我も恐れずに野球をやるんだ!

一体指導者は何を考えているのか?将来はどうなるのか?と、、。

日本では普通の感覚もアメリがではとても奇異に見られます。でも、選手の人生を

考えるならば、連投なんて考えられないでしょうね、、日本では普通でも海外から見れば

普通では無いこともたくさんありますね。

さて次は、高校スポーツとして考えてみましょう

高校野球は高校生の陸上とはどこが違うんでしょうか?高校バスケットボールやバレーと

どこが違うんでしょうか?ハンドボールとどこが違うんでしょうか?

いわんや、吹奏楽部とどこが違うんでしょうか?、インターハイ予選、吹奏楽コンクール、

各文化部の定期演奏会や全国の高等学校総合文化祭もあるのです。

https://www.2020kochisoubun.com/

美術部や、写真部なども展示の場があるでしょう、、。全て中止です。
(冬のサッカー、ラグビー、春のバスケ等はおそらく相当な物議を醸すことに
なるのではと想像します)

しかし、野球となると・・・・・

先日の夏の選手権の中止が発表されるやいなや、テレビ・ラジオでは、特集が組まれ「高校野球」が

キーワードとなりました。

「残念です」「再考出来ないのか?」「選手が可愛そう」「これが終わりではない」等々

一般の方から甲子園常連校監督の言葉まで、、様々な発信がされました。

その中で私はとてつもない違和感を感じました。

ここ、静岡県も含め、甲子園経験のある監督の皆様が

「ユニフォームを着て、ユニフォームを着た選手を目の前にして」

呼びかけているのです!!!!

「えっ???練習ダメでしょ、」「密でしょ」「何でグラウンドにいるの?」

うちの息子の学校の場合、春の大会中止の後、一度練習は再開したものの

途切れ途切れの練習となり春休みに入りました。そして、4月5日運命の練習試合があった訳です。

4打数3安打

静岡県の公立高校は休校が解除されても5月末まで施設の使用禁止。

6月から使用はできますが校内活動のみで対外試合禁止

さらに、硬式野球ゆえ、いはゆる「公園」でのキャッチボールすら

出来ない状況です。グラウンドや、屋内練習場で隠れて練習するなどもってのほか!!!!

公立高校ですから当然、野球専用グラウンドなどあるはずがありません。

対外試合禁止を含め、部活動の禁止などは県下一斉の必須事項のはずです。が・・・

何故、夏の選手権中止発表の当日に練習着を着ている?

何故高等学校が休業しているのにグラウンドに集まって監督の話を聞いてる?

私には全く理解できません。

私立と公立とでは違うのでしょうか?

100歩譲って、「違う何かがある」としましょう。

「違う何か!」の2ヶ月を過ごした後、さぁ、夏の選手権を開催しましょう???

私はとても同意出来ないですし、ましてや、

「選手権が無くなって寂しいから再考をお願いしたい」????

私は全くそんな無責任な事は思えませんね。

最初の高野連の文書に戻りますが、

休校や部活動の停止も長期化し、練習が十分ではない選手のけが などが懸念されます。

学業の遅れを取り戻すために夏休みの短縮 などが検討されるなか、新たな大会日程を確保することも困難です。

全く仰る通りです。これは高野連の言葉ではなく、全国の高校球児の言葉だと私は思います。

もちろん、みんなレギュラーになって試合をやりたいに決まってます。

家内は、万感の思いで背番号を縫い付けたいに決まっています。

入場行進の晴れ姿をみたいに決まっています。

先日NHKラジオでも高校野球の事を朝述べていました。

その中でプロ野球選手の一人の方が

指導者や大人の意見ではなくてここは是非「選手」の意見を聞いてほしい」

と言葉を送ったと聞きました。

私はまさしく、その通りだと思います。

皆さんご存知ですか?高校野球の選手がプロへ進む確立は東大に合格するよりもトテツモナク大変だって事を!

高校球児は14万人ですよ。14万。そんな中、甲子園中止が決まった当日、所属高校が専用グラウンドを持っていて、もしくは、学童(小学校)の時から注目され、自宅に専用バッティングゲージがあるような高校球児が143867人の高校球児の中に一体何人いるんでしょうか?

2ヶ月全く全体練習、(もしくは秘密練習?かな?)をしてない何十万人の高校球児は中止が決まった当日のメディアを見たり、聞いたりしてどのように思ったでしょうか????

高校生はもう立派な大人です。プロ野球が開催されないのに、アマチュアでしかも高校生の野球が出来るわけがないと漠然と思っています。

ある人は言うでしょう、、。

「そんな根性だったらとても甲子園に行けないぞ!!」

「最後まで諦めるな!」と、、。私は全くそう思いません。

高校3年生は就職するにしろ、進学するにしろ「成人」になる前のとても大事な期間です。一刻も早く今後のスケジュールを決めてほしいと思います。

でも、あまりにも2ヶ月は長すぎる、、、プロセスがなさすぎる、、

※ 高野連から中止が発表される前にこのような記事も書かせて頂きました

高校球児の親として