今日は2020年3月30日

次郎長屋の若旦那 西ヶ谷です。

 

今日こんな事がありました。

中高の同級生に文系の大学で教授をしている友人がいます。

友人は確か去年から南ア(南アフリカ)大学に出向しています。

facebookでも繋がっているので、その活躍ぶりは手に取るように私もしっていました。

ここ最近、近況がアップされてないので、心配はしていました。

もちろん家内も知ってる友人なので「あんた、連絡した方がいいんじゃない?」

「今どこにいるのなか?」「日本に帰ってこれるのかな?」

と話していました。

そんな中、先程、私に友人本人から電話がかかってきました。

「今大阪に帰ってきた」とのこと。

電話口で喜びました。

以下、箇条書きにて私が感じた事、友人が言った事を書き綴っていきます。

「南アから帰ってくる事は生死をかけたものだった」

「一日遅ければ私は大阪にいない・いられなかった」

「もうに日本行きの飛行機なんて飛ぶわけない」

「南アはほぼ戦争状態」

「おそらく、他の国もほぼ戦争状態」

「だって、普通に飛ぶって言ってた飛行機が一時間前にいきなり飛ばない、返金無し」

「全てのリスクを取って日本に帰るべきルートを探した」

「自分の持ち物なんて全部南アに置いてきた」

「日本の指導者って・・・・・」

って事でした。

「命があれば、一年後、、、数年後また、生活すればよいのです」

どうしても商売していると、「今あるまわりのもの」に縛られます。

でも、考えてみて下さい。戦時中(第二次大戦)(もちろん経験ないけど)

防空壕に入ったり疎開したり、、、、そんな時ひとまず、食べていければ何とかなったと思います。

こんな事書いていて、何にもなければそれでいいんです(笑。

あとで、笑えば・・・・

同日22:25 追記

東京都の会見後SNSでは「特定のお店訪問を自粛するのならばその店への金銭的保証とセットで」というご意見を拝見しました。

私は先程息子に言いました。

「今後一週間単位で考えるけど、経済活動(自営業として利益を出さないと生活出来ない)

をしている父として、今後自分の命と家族の命を守るために(=お客様ファーストではない)

自主的にお店をお休みすることも選択肢の一つ」と伝えました。

命があれば、お客様にもまた商品を提供出来る。

=桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません(山中教授の言葉)

いいんです。杞憂に終われば、後で笑って下さい。